雑魚寝とトマト

エッセイとか日記です

詩を詠むこと酔ってしまいやして

1/8

 

汚れちまった悲しみに・・・

 

この言葉を今までの生活の中で、動画や本の中で引用されていたりしてしばしば聞いたことがありました。

 特に文豪ストレイドッグスという漫画で中原中也というキャラの能力として出てきたので、それで忘れられないものとなりました。

 しかし内容は全く知らなかったですし、どの詩集に集録されていたのかも存じ上げませんでした。

 彼について少し調べたところ

詩人。明治40年山口県生まれ。昭和12年結核のため30歳で死去。生前充分な評価を得ることのないまま、志半ばにして亡くなった。しかし、その作品は年とともに評価を高め、今や近代文学を代表する叙情詩人として揺るぎない地位を占めている。

 http://www2.odn.ne.jp/~nihongodeasobo/karuta/yogore.htm

とのことでした。

 今日本屋でふと中原中也のさんの詩集が平置きされていたので目に止まってしまい。

 せっかくだし、詠もうと思い買いました。

 中原中也さんの恋について、女についての詩がサラッとしかまだ読んでいないですけれど印象に残りました。

 女の人にいつも男は振り回されてしまうものなのだなぁと共感してしまいました。

 それでも、良いと感じることについて詠まれていてなるほどなぁと感心しました。

なかなか文章では表しずらい気持ちも詩という形で表せるものなのだと気づくことが出来ました。

 これからもちょくちょくと彼の詩を覗いて見ていきたいです。

あけましておめでとう

 1/1

あけましておめでとうございます。ついに年が明けてしまいました。

 

 親戚一同が揃い、今年は家族とではなく実家で年を迎えることとなりました。

 

 久しぶりに全員集合したということで、晩餐は品の良い食事とはいえないけれど笑いの耐えない楽しいものでありました。

 

 その後、美味しいご飯をぺろりとたい上げて、皿を片付けてようやくテレビの前に落ち着きました。

 

今年は何を見て過ごした方が多いのかなと思いつつ、私は紅白にチャンネルを変えて、コタツに足を突っ込み、みかんを剥きつつ観ました。コタツって人を駄目にするって理由で私の家では1度しか設置されませんでした。

 

今年の紅白は例年と違い平成最後だからなのか、祭りの雰囲気が強かったように思われます。最後のサザンオールスターズの場面ではNHKでここまでどんちゃん騒ぎやって大丈夫なのかと心配になりつつ、楽しませてもらいました。

 

 紅白で最後にどちらが勝利したのかを見届けることなく、友達と駅で集合しました。もちろん初詣に行くためです。

 

 そして、顔を合わせたときに今年最後に拝むのがお前かいっ!と言いつながら、駅前で会い、ぶらぶらと鐘のなる方へ釣られるように歩いていきました。そこで除夜の鐘を前の子供の達に倣ってゴーンゴーンとつかせてもらいました。なかなかの手応えを感じ、ドヤ顔してしまう始末。物心ついてからはなかなか鐘をつくという経験がなかったのでなかなか興奮してしまいました。

 

 その後、ラーメンを食べたいと言うものですから探したのですが、さすがに開店してるところはなく、居酒屋のドアを叩きました。

 

 そして、そこでようやく私は生ビールを彼はチューハイを掲げ、あけましておめでとうと言い合いました。

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まずは振り返りからしてみよう

今週のお題「2019年の抱負」

 12/28

 

 2018年の抱負はなんだっただろうかと、思い浮かべましたが、なかなか思い出せませんでした。

 今年が受験の年だったので、そんなことを考える暇があったら勉強せいっと思い、当時の私は机にかじりついていました。そのおかげもあり、志望校に合格することができました。

 その出来事ももう約1年前の話なのだと思うと、時が過ぎるのは早いなと毎年おもうように感じるのです。

 大学に入学し、ドキドキしながら説明会に参加し、初講義を受けたり、初履修組をしたり、初一人暮らしをしたりの初体験目白押しだった4月頃。

 そして、大学の長い夏休み(大学時代が人生の夏休みと言われているけれど)を迎えました。夏休みにはアルバイトとして、奄美大島の親戚のところで働きに行きました。アルバイト自体も初めて事だったので不安と期待が入り交じりながら京都を旅立ちました。

 そこで、働くということを学びました。お金を稼ぐのはこういうことなのだと教えてもらいました。

 奄美大島での生活は都会と違い部分も多くあり、新しい発見ばかりで飽きない日々でした。

特に真っ暗な夜に絵の具を弾いたときのような、一面の星空は今でも感動したのを忘れることはできません。

 秋からはまた大学が始まり、新しく出来た友人とひたすら遊んだ覚えしかありません。どうしようもない大学生だとは思いますが、それでいいのだとも思えます。

 その後、冬休みに入り秋から始めた本屋のバイトにおわれる日々です。そしてもう今年もあと僅かとなりました。

 

さて、こうして簡単に今年を振り返ってみると新しいことに追われ忙しなく日々がすぎてしまったように感じます。せっかく、京都で一人暮らしが出来るようになったのですから色々見て回りたいものです。

 そこで今年の抱負は「旅をする」で行こうと思います。

 ゆっくりと自分の時間を噛み締めたいと思います。

 

 

 

15分後に広がっている世界

12/27

 今日まで私の地元の友達が、京都の私の家に泊まりがけで遊びにきていました。出会った瞬間は両手を広げて迎えてしまいました。

 

 友達には京都初めてだから京都っぽいところ案内してと頼まれてしまいました。かくいう私も京都に来てから日が浅く、どこか良いスポットはがぽっと浮かばないものです。

 

 そこで、近所の書店へ行きガイドブックを購入し嵐山へ向かうこととなりました。私の住んでるところからバスで15分ほどの距離だったのが決め手でした。

 

 以前嵐山には事前の調べなしに行き、友達と1日過ごしたことが一度ありました。だから、ある程度楽しみが半減してしまうのではないかと思ってしまいました。

 

 しかし、いざガイドブックの通りに進んでみると前回には気づきもしなかった景色の中に連れて行ってもらえました。

 

 そして、そんなところが普段過ごしている場所からバス15分ほどのところに広がっているのかと思うと驚きと感動がじわじわと沸き起こってきました。

 

 私はときどきつまらないなぁと感じることや、することがないと感じることが多々あります。

 

 けれど、それは勝手な思い込みに過ぎないのだと思い知らされました。よく言われている言葉ではありますが、世界は広い。

 

 けれど、私のここで思う世界は広いという言葉の世界は、外国や宇宙のようなスケールの話ではありません。

 

 私はバス15分ほどの距離のところでさえ、こんなに無知です。改めて考えてみると、私は徒歩で行くことのできるカフェの雰囲気も知らないですし、ラーメン屋の味も知りません。

 

 狭い世界と思っていた、広い世界は外国に行かなければ体験できないと思っていた、私がいました。

 

 けれど、広い世界は私の部屋の隣にだってあったことにあったのです。

 

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向日葵

12/25

 久しぶりの投稿となります

 

 今日はふと、書いて残しておきたいと思ったことがありました。

 

 講義後、欲しかった本を探しに大学の本屋へ向かいましたが、目当てのものは見つからず。

 

なんて品ぞろえが悪いんだなど思いつつも、店内をふらふらと徘徊するとなかなか惹かれる表紙がありました。

 

湊かなえさんの『山猫珈琲 上巻』です。

 

今まで全然読んだことの無い人でしたが、表紙が可愛らしく手に取ってしまいました。

その中に出てくるエッセイに石川啄木さんの詩が登場しました。

 

そこで湊かなえさんはあなたはどんな花が思い浮かべましたか?と最後に締めています。

 

私が咄嗟に思い浮かんだのは、向日葵でした。

小学校の頃に、課題として描いた太陽の明るい光を我がうけんとばかりに上を向いていた花壇の向日葵たちでした。

 

あの頃とは違い、知識がつき、なぜ向日葵は上を向いているのかの理由がわかるようになりました。

 

けれども、子供の頃に思った生き物が明るい方をむくのは自然なことだと考えの方が好きです。

 

 今日の天気は晴れです。

 

飽きといものに気づくときが訪れる

 12/4

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今の生活に不満はない。幸せだなと感じる。

 

 しかし、同時に飽きを感じる。

 

 毎日なかなか充実している。大学に通い、読みたい漫画を読み、見たい動画を見て、嫌々ながらも課題に取り組み、友達ともよく遊ぶ、サークルにだって行く。

 

 なのに、飽きを感じる。

 

 普通に楽しい日々が毎日毎日、毎日続いてる。けど、バイト終わりの時や講義を受けている最中、昼飯時にはふと感じる無力感に泣きそうになる。なにが悪いのかなぁ〜とかなにがしたいのかなぁ〜と。ただただ思う。特にそれ以上深く考えることもなく。

 もう12月に入ってしまった。

楽しい時間はあっという間だという(相対性理論だったような)ことをよく耳にする。

 だから、きっと楽しかったのだと思う。大学生になってからの話で。

 けどもう、十分だと思ってしまった。たしかにまだ一回生で学業の方もこれからだし、まだまだ話したことのない人だって沢山いる。

 けど、もういいかな、と思う。

 なにがしたいのかわからない。

 

 いつもこういう風に思うときには、本を読んでいるように思える。

 困ったとき、疲れたとき、悩んだとき、優しい物語に触れたときにほっと生活の中で小休止ができる。

 今は一息つこう。

 

 

ただの丸の創造性をみた

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12/2

携帯のうしろに最近多くの人がつけている、丸いやつをついに購入してしまった。

 ちなみにフィンガーリングと呼ぶらしい。そのままだなぁ〜。

 動画をよく携帯で見ているので欲しい欲しいとは思っていたが、周りがほとんどつけているため、なんとなしに遠ざけていたのである。

 しかし、結局買ってしまうあたりが周りと一緒だと改めて思う。大した人間じゃないな、俺もと思う。

 実際、とても便利だ。指を通せば落下防止になるし。リングが回転し、角度調査によりスタンドにもなる。うわぁ、すげえ。ただのリングなのに、、

 そしてただのリングに千円以上、高いと思うけれど、買ってしまう。

 考えた人まじですごいなぁと思う。これが出るまで逆によく今までなかったなと思う。

 この世のものは当たり前に存在しているが、誰かの創造や発想によって生まれたものでできている。

  

 今日はバイトがあったが、シフトがいつなのか把握しないまま行ったので、冷や汗が止まらかった。ギリギリであった。

 終わりも把握していなかったため、短めだと気づいた時は喜びを覚えた。

 今の時期は大繁盛だ。12月は忙しい時期らしい、お子様のプレゼントが飛ぶように売れていった。

 

 バイト終わりに、最近お気に入りのラーメンを食べにいったがその道中クリスマスツリーが飾られていた。

 カップルだらけで、バイト終わりで浮き足立っていたが、一気に沈んだ。

 そんな冷めてしまった心を温かいラーメンでほかほかと温め、電車に揺られ帰宅。

 

今日もお疲れ様でした。